株・債券

【債券・Part① 】お金知識ゼロでも3分で分かる!債券をお役人に例えて簡単解説

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友人A

ニュースで時々「債券」って聞くのだけど「債券」って何?

債券は身近じゃないかもしれないけれど、資産運用をするなら、絶対知っておくといいよ。今日も分かりやすく説明するね!

さゆうり


今日は『債券』の話です。

「債券」という言葉、あまり身近ではないですよね?

時々ニュースやネットで読むくらいで、何のことか分からないという人、結構多いと思います。

しかし、資産運用をする上で、『株』と同じくらい理解しておくといい金融商品です。

今日は『債券』について、お金知識ゼロの人でも分かるように、分かりやすく説明します!

この記事はこんな人にオススメ

  1. 「債券」って何か全く分からない人
  2. 資産運用を始めたい人
  3. お金の知識ゼロで、経済ニュースが理解出来ない人


「債券」とは?


分かりやすさを重視する為、今日も債券を例え話で説明するね!

債券とは、株と同じくらい、有名な投資商品です。

債券について分かりやすくまとめたので、登場人物のお役人田中さんの気持ちになって、下記を読み進めていきましょう。

今回の登場人物はお役人さんとお役人さんの上司


今日の登場人物は以下です。

登場人物

  • 日本のお役人…田中さん(仮名)
  • お役人田中さんの上司
誠実なお役人をイメージしてください。

お役人田中さんの憂鬱と葛藤



日本の経済を担当しているお役人田中さん(仮名)!

ある日『コロ〇対策でいろいろな政策を執り行いたいのに、日本のお金がたりないから、どっかから集めてこい』と、上司のお偉いさんから命令されました。

お金を集めてきなさい…と命令されました。


困ったお役人田中さんは、頭をひねらせ、あるアイデアを思いつきました。


そのアイデアとは…

お役人田中さんのアイデア

  • 日本には銀行にただお金を預けている人がたくさんいるよね。
  • その預けている人に銀行ではなく、日本国にお金を預けてもらうようにしたらどうだろうか?
  • お金を貸してくれた人に、銀行金利よりもいい金利をつけてあげれば、銀行よりも日本国にお金を貸してくれる人も多いはず。
  • 借りる期間を予め決めて、お金をお借りして、金利をつけてお返しすればいいよね。

上記のアイデアを思いつきました。

お役人田中さん営業と商品作りを頑張る


お金を集める為の良いアイデアを思い付いた田中さん。

早速宣伝をして、思いついた商品を国民に売ることにしました。




そしたらこの言葉を聞いた世の中の人はこんな風に考えました。




「どうせ預けておくなら銀行でも、日本国でも変わらないし、金利がよりもらえる方に、お金を預けよう」と考えた人がたくさんいて、多くの方が日本国にお金を貸してくれようとしました。

「こんなにこの商品を買ってくれる人がいるんだ~」と思ったお役人田中さん!

こんなに日本にお金を貸したいと言ってくれる方がたくさんいるのなら、「しっかり記録に残しておかないといけないな…」と考えるようになります。

そこでお役人田中さんは、❝お金を日本国がお借りした証拠❞として、「借金証明書」という書類を作り、お金を預けてくれた人に渡すことにしました。

お金を貸してくれた証明としてこういった書類を渡しました。


借金証明書には2つ条件を付けておいた


証明書(借金証)をお金を貸してくれた証拠として、お金を貸してくれた方に渡そうとしたお役人田中さん!

よくよくお金を貸してくれる人たちを見てみたら、おばあさんやおじいさんも多く、突然「この先お金を貸してくれる人は、お金を返す期限である10年先まで生きられるのかな…」と思いました。

そしてお金を貸してくれた人に何かあった時に対処出来るよう、条件も付けて、この借金証をお金を貸してくれた証拠として渡すことにしました。

借金証明書につけた条件

①借金証明書が要らなくなってしまったら、欲しい人に売却していい権利

②金利は10年分まとめてではなく、半年ごとにあげるよ~という権利


これで安心して、お金を貸してもらい、お金を貸してくれた方には証明として「借金証明書」を渡したのです。



多くの人が日本にお金を貸してくれた


お役人田中さんが考えた借金証明書は、個人だけでなく、企業も欲しがってくれ、結局多くの人が日本国にお金を貸してくれました。

お役人田中さんは、お偉いさんから言われた通り、資金を集めることが出来たのです。


そしてこの集めた資金は、日本を良くする為の政策に使われました。


債券は『借金証明書』のこと!


では今の話を元に、債券について説明します。


債券とは田中さんの『借金証明書』のこと


債券とは、このお役人田中さんが作った借金証明書(借金証)のことを言います。

債券の『券』という字は英語でチケットとも言いいますよね?

債券は『借金を証明するチケット』なのです。

今回は、お金を借りたい人が「日本国のお役人田中さん」であり、お金を借りたいのは日本国!

お金を借りて、借金証明書を発行したのが日本国だから、発行した債券は『日本国債』と呼ばれます。
※日本を略して『国債』とも呼ばれていますね。


もしこのお役人田中さんが、アメリカのお役人さんだったら、この債券を発行するのはアメリカと言うことになる為、発行された債券は『アメリカ国債』と言われます。

またもしこのお役人田中さんが、どこかの企業の人だったら、企業がお金を借りて、その証拠として発行するのはその企業ですから、発行された債券は『社債(※会社の“社”)』と呼ばれることになるのですね。

債券と聞いたら、「借金した証明書だな~」と思い出して!

まとめ


債券と言う言葉をどこかで聞いたら、「借金証を発行したこのお役人田中さん」『借金を証明する借金証明書』のことを、思い出してみましょう。

ニュースやネットを見て、『債券が○○』とか『米国債が○○』とか『国債が〇〇』とか、そんな言葉を聞いたら、すぐこちらの記事を思い出すようにしてみましょう。

債券は『お金を借りた人がお金を貸してくれる人に渡す借金証』とだけ覚えておけば、とりあえずOKです。

次回はこの債券がどうして金融商品なのかについて超簡単に説明するので、ぜひ引き続き読んでみてくださいね!


ニュースなので「債券」と聞いたら、この記事を思い出して!
  • この記事を書いた人

さゆうり

外資金融出身OL。外資金融勤務中に副業を始める。現在は金融機関に勤めつつ、投資家、投資ブロガーとして活動中!自身の経験を活かし、外資金融OL経験者が「資産運用・副業・収入アップ」について分かりやすくシェアします。

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