「債券」の内容はちょっと分かったのだけど、なぜ債券が投資の対象になるの？
債券のこと、なかなか分かりにくいよね！今日は債券が投資商品になるのかをチェックしてみよう！
今日は債券の話その②！
債券がなぜ投資商品になるのか、債券の価格はいつ上がりいつ下がるのかチェックしましょう。
「債券」が何か分からない人は、まず先に前回の記事をを先に読んでください。
この記事はこんな人にオススメ
- 「債券」が全く分からない人
- 資産運用を始めたい人
- お金の知識ゼロで、経済ニュースが理解出来ない人
- 【お金知識ゼロでも分かる『債券』Part①】の続きが気になる人
目次
「債券」が投資商品になる理由
前回の投稿に登場した「日本国の為にお金を作ろうと債券を作ったお役人田中さん」のこと覚えているかな？
田中さんは、債券を買ってくれる方々の為に、債券を売る際に『保有しているのが嫌だったら売ってもいい』という条件を付けて販売しました。
田中さんが借金証明書の代わりとして渡したこの債券は、売り物であり、投資対象物になるのです。
債券を保有している人は、その債券がいらなくなったら売れますし、債券を買いたいと思う人は、債券を購入することが出来るのですね。
債券を欲しがる人はいるの？
債券を欲しがる人は結構いるよ！
なぜなら、債券はお金を貸す期間が終わった後、元本が返ってくると約束されていますし、貸している間は金利を受け取れるからです。
利益率がそれほどではなくても、安定的な投資が出来る為、債券は投資対象として人気なのですね。
債券の価格変動はどんな感じ？
債券はそこまで価格変動することは少ないです。
債券は満期まで債券を保有すれば、約束した利息を安定的に受け取れます。
債券を発行した国や企業が破綻してしまわない限り、債券は比較的安定的に利息を受け取ることが出来るのですね。
よって、安定的な運用は出来ますが、利益はそれほどではありませんし、株のように価格が大きく変動することはあまりありません。
債券って人気なの？
あまり利益が出なさそうな債券って人気なのか不思議に思いますよね？
債券が人気になる時と人気が下がる時について知って起きましょう。
債券が人気になるのは景気が悪い時！
債券の商品内容を見ると、あまり派手さはありません。
安定的なのは魅力ですが、金利がもらえると言っても、そこまで高い金利じゃなければ、そこまで儲からないような気がしますよね。
債券は金利が高くない限り、利益がたくさん出る投資商品ではありません。
しかし逆に考えると、一度購入したら、例え少額だとしても安定して金利がもらえるいい商品とも言えるのですね。
だから債券は安定して金利が欲しい人や、安心してお金を増やしたい人にかなり人気な投資なんだよ！
特に、世の中の景気が悪くなったり、世の中の情勢が不安定になると、変動が激しい株で投資をするのが怖いな～と思う人が増え、安定的な投資が出来る債券を欲しがる人が増えます。
債券は不景気な時や何かあった時に、人気になるのです。
債券の人気が下がる時は景気が良い時！
じゃあ逆に債券の人気が下がる時ってどんな時なの？
債券は安定的な投資が出来るので世の中に不安定要素がある時に人気になりますが、逆に景気が良くて世の中が成長している時は人気が下がります。
なぜなら、好景気で世の中が成長している時は、債券よりも利益率が高い株式投資が好まれるからです。
景気が良い時は、株価の上昇ばかり話題になって、債券は後回しにされるよｗ
よって世の中の景気が良くなっている時は、株への人気が上がり、債券への人気は下がります。
債券の人気が下がると言うことは、債券価格自体も下がる傾向にあるのですね。
まとめ
最後に、『債券』の商品性を簡単に整理しておきましょう！
どこの国、どこの団体が発行している債券なのかによって変わっていますが、一応『債券は株みたいに変動しない安心安全な投資』だと覚えておきましょう。
『株』と『債券』を理解しておくだけで、経済ニュースが理解出来たり、お金の知識が増えやすくなりますよ。
以上、今回は「お金知識ゼロでも分かる！債券はいつ上がりいつ下がる？債券が売れる理由」について解説しました。
お金知識ゼロでも、何度か記事を読んで、『株と債券』を理解しておきましょう！
今回も分かりやすく説明する為に、話を脚色しています。その点ご了承くださいｗ
時間があれば、何度も読んで復習して、債券について知識を増やしてみてね！
