毎月3,000円しか投資に充てられない。そんな少額でも投資をする意味あるの?
毎月少額しか投資に充てられない人、お金が減るのが怖くて投資に充てるお金を少なくしたい人、いろんな考えの方がいますよね。
「少額でも投資をすべき」と聞くことがあるかと思いますが、それは本当なのでしょうか。
今日は「少額でも投資をする意味があるのか?」について、外資金融OL目線でまとめます。
この記事はこんな人にオススメ
- 毎月数千円程度しか投資にお金を使えない人
- 投資で損するのが怖くて、投資を少額から始めたい人
- 投資でどれくらいお金が増えるのが分からない人
目次
結論!少額でも投資する意味はある!
結論から言うと、少額でも投資する意味は十分あります!
もしこれを読んでいる方が、30代以上の年齢の方なら、正直もう少し多い金額を投資に充てたいところです。
しかし少額でも、やらないよりは全然マシ!
マシどころか、かなり良いと思いますので、まずは自分が許容できる金額で投資を始めましょう!
今日はなぜ少額でも投資をした方がイイか、数字で具体的に計算していきます。
資産運用をした方がいいと言われる理由を実感していきましょう。
毎月3千円貯金するか投資に充てるかで未来は変わる!
もし仮にあなたが、30年間、毎月3,000円を貯金した場合と投資に充てた場合、どれだけお金が増えるのかを比較しましょう。
毎月3,000円を30年間預金(定期預金)した場合
毎月3,000円を30年間預金に貯蓄し続けた場合の30年後に受け取れる金額を見ていきます。
30年後受け取れる利息は、323円!!
これは現在(2023年4月)の大手金融機関の普通預金金利、年利0.002%で算出しています。
30歳の人が60歳まで、毎月3,000円を普通預金に預けても、30年後1,080,323円( ※内訳…元本108万円+利息323円)にしかなりません。
利息は323円しか増えないのです。
この利息だと、スターバックスコーヒーのフラペチーノさえも飲めない金額なのですよね。
毎月3,000円を30年間投資した場合
もしあなたが 毎月3,000円を30年間、貯金じゃなく資産運用に充てた場合に増える金額を計算してみます。
結果は元本と運用益をプラスすると2,496,776円 になります。
これは毎月3,000円を投資に充てて(年間3.6万円を投資に充てる)、年利5%という運用成果を出せた場合に単純計算して算出した金額です。
元本108万円に加えて、運用益は148万円になり、合計2,496,776円になります。
その差は約150万円です。
この結果を見ると、頑張って節約して貯金してるのが、ちょっと悲しくなりませんか?
投資を始めて、年利5%で増やすのが難しそうだと感じても、ある程度しっかり投資をすれば、年利5%で増やすというのは十分達成可能な数字です。
毎月少額でも投資はした方が絶対いい!
毎月3,000円を、預金に預け続けた場合と投資に充てて年利5%で運用出来た場合で、将来増える金額を比べてみました。
この結果を見て、少し頑張ってお金の知識を身につけて資産運用して148万円増やすか、または堅実に貯金して323円満足するか、どちらの道をを選ぶかはあなた次第です。
個人的には、余裕資金があるなら、貯金だけではなく、資産運用にもお金をいくらか充てて、お金を増やすスピードを上げた方がいいと思います。
「預金してもお金が増えない」と言われていますが、それは残念ながら本当です。
投資は必ずうまくいくものでないのでリスクがあるので、絶対取り組まなきゃダメ~ということではありません。
また最初から無理をして、余裕資金がないのに負担になる金額を投資に充てる必要もありません。
最初は、まず預金に充てている金額の一部を投資に充てるなどしてみると、資産運用の効果も感じられると思います。
少額投資でも意味があるかというと、メリットはたくさんあります。
無理をする必要はありませんから、自分のペースで少しずつお金の知識を身に付けながら、投資を始めて、効果的にお金を増やしていきましょう。