投資信託

【投資信託の選び方】低コストで市場に参加できる!投資初心者におススメ「インデックスファンド」を簡単解説します。

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投資信託の仕組み、なんとなく理解出来たのだけど、どんな風に投資する投資信託を選べばいいの?

投資する投資信託を選ぶ時は、まず最初にインデックスファンドにするかどうかを判断するといいよ。



前回、投資信託の大まかな仕組みを解説しました。

今日は投資する投資信託を選ぶ際に、一番最初に検討するといいインデックスファンドについて簡単解説します。

インデックスファンドに投資するか、それともインデックスファンドじゃない投資信託にするかで、今後の資産運用にかかる手数料も、パフォーマンスも異なってきます。

インデックスファンドの内容をしっかり理解して、投資信託の選び方を学んでいきましょう。

投資初心者で投資信託について知識がない方も、この記事を見れば、インデックスファンドがどういう投資信託なのかが理解できます。

記事を読み終えると、どういう投資信託に投資すべきか投資信託の選び方が少し分かってくると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。


この記事はこんな人におススメ

①投資信託の選び方が分からない人

②手数料をかけずに低コストな投資信託で資産運用したい人

③インデックスファンドと聞いても実は内容が分からない人

④投資信託を持っているけれどどんな投資信託に投資しているか分かっていない人




投資信託を選ぶ時にまず検討するといいのがインデックスファンド


投資信託を買おうと思っても、どの投資信託を選んでいいか分からない。

金融機関のホームページをチェックしてみると選択肢が多すぎて、どんな投資信託を選ぶべきか分かりませんよね?

そんな時はまず最初に「インデックスファンドにするか否か」を検討してみるといいです。

インデックスファンドについて簡単に説明していくよ。


ペットを飼う時のことを考えてみる


投資信託を選ぶ時は、ペットを飼おうと思っている状況をイメージしてみましょう。

え?どういうこと?


ペットを飼おうと思っている時、まずどんなペットにするか考えますよね?

たいていの人は、犬にしようか猫にしようか検討するかと思います。

そして犬か猫か決めた後に、どんな犬種や猫種を飼うか考えるのではないかな~と思います。

関係ないけれど(笑)、ちなみに私は保護猫派w


投資信託はペットを飼う時のように選んでいくといいです。

ペットを飼おうと思った時に犬と猫どちらを飼うか悩むように、投資信託を買おうと思ったら「まずインデックスファンドにするか、またはアクティブファンドにするか」を悩むといいですよ。

そしてインデックスファンドか否かを決めた後に、インデックスファンドの中から実際に投資する投資信託を選ぶイメージですね。

犬と猫どっち派?
投資信託はインデックスファンドとそうじゃないファンドどっち派?


投資信託を選ぶ順序はこちら


では実際投資信託を選ぶ手順を紹介します。

こんな感じで選んでみてください。

投資信託の選ぶ手順

①投資信託を買おうと思う。
②インデックスファンドとアクティブファンドどちらにするか悩む
③②で決めた種別の投資信託の中から投資したい投資信託を見つける



順序はこんな感じでOKです。

では最初に判断すべきインデックスファンドはどういうモノなのかをチェックしきましょう。



インデックスファンドとは?


一見難しい金融用語な気がするけれど、実は難しくないから覚えてしまおうね!


インデックスファンドとは「指数」と同じ値動きを目指す投資信託のことです。

株価や債券の指数をインデックスと呼び、ファンドは投資信託のこと。

インデックスファンドとは「指数と同じ値動きを目指す投資信託」を指します。


あれ?全く何言ってるか分からないよ…。


指数とはなに?


では指数とは一体何かを簡単に見ていきましょう。

「指数」とは何かというと、市場や商品の平均値を表しているものです。

よくニュースなどで、「日経平均株価」「TOPIX(トピックス)」「NYダウ」とかいう言葉を聞きませんか?

これらも指数と言われるモノの1つです。

今日は分かりやすく日経平均株価を例にするね!


日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)というのは、「日本の大きな企業の株価を平均した数値」です。

日経平均株価は、日経平均とか、日経225とか呼ばれることもあります。

日経平均株価は日本の企業の中から日本を代表するような大企業225社を選んで、その企業の株価を足して割って計算した株価の平均値なのですね。

その計算をしてくれているのは日経新聞社なので、「日経新聞が算出した日本の株価の平均」を略して「日経平均株価」と呼ばれています。

日経平均株価は日本の株価の平均値を数で表しており、こういう平均した数値を「指数」といいます。

NYダウ(ニューヨーク・ダウ)とはアメリカの株式市場の代表的な株価指数だよ。NYダウも日経平均株価と同じで、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社という会社がアメリカの代表的な企業30社の株価から計算した指数を言うよ。


指数は株価などの平均値を表しているものだと簡単に抑えておきましょう。



指数に連動する投資信託はどう作られる?


インデックスファンドとは「指数」と同じ値動きを目指す投資信託であると前述しました。

指数(インデックス)と同じ値動きを目指すインデックスファンドを作る方法を説明します。

日経平均株価に連動するインデックスファンドを作ると仮定して説明するよ!


日経平均株価(指数)に連動する投資信託(ファンド)を作る場合、日経平均株価の動きを真似っこするように作られます。

よって日経平均株価(指数)が上がれば、真似っこして作られた投資信託の価格も上がりますし、日経平均株価(指数)が下がれば、真似っこして作られた投資信託の価格は下がります。

ある指数に真似っこするようにして作られた投資信託は真似した指数とまるで同じような動きをするのですね。

インデックスファンド(指数に連動する投資信託)の価格変動は真似っこしている指数とほぼ同じです。

ということは、インデックスファンドを持っている場合、自分が持っている投資信託がどの指数を真似て作られているのかを把握して、その上でその指数自体の値動きをチェックすれば、自分の投資信託の価格の上下も予想しやすくなるのですね。

例えば、日経平均株価(指数・インデックス)に連動する投資信託(ファンド)を買った場合、購入した投資信託の価格の変動は動日経平均株価(指数)にそっくりなのだから、ニュースで日経平均株価がどんな風に動いたかを見るだけで自分の投資信託の価格変動も予想出来るということだよ!

じゃあ、NYダウ(指数)を真似て作った投資信託(インデックスファンド)を持っている場合、わざわざ自分の投資信託の運用状況をチャックしなくても、NYダウの数字を見るだけで、自分の投資信託の価格が上がっているのか下がっているのか予想できるという訳ね!

その通り!



インデックスファンドとは、指数と同じような動きをするように作られた投資信託のこと。

インデックスファンドは指数通りの動きをすると覚えておきましょう。



インデックスファンドのメリットとデメリットは?


インデックスファンドの概要がなんとなく分かったところで、インデックスファンドのメリットとデメリットを見ていきます。


インデックスファンドのメリット


インデックスファンドのメリットは以下です。

①指数通りに動く為、指数の動きを見ていれば、投資信託の値動きが判断できる。
②投資信託を購入する際の手数料などが安い。
③指数通りに動く為、自分で投資先をわざわざ選ぶ必要がない。
④資金が少なくても様々な投資先へ投資出来る


1つずつサラッと見ていくよ!


①指数通りに動く為、指数の動きを見ていれば、投資信託の値動きが判断できる。


インデックスファンドは真似している指数通りに動く為、指数をチェックするだけで投資信託の動きがだいたい予想できます。

日経平均株価やNYダウなど有名な指数であれば、ニュースやSNSで値動きについて常に報道される為、情報が入りやすいのがインデックスファンドのメリットです。

インデックスファンドで資産運用中の場合は、自分が保有している投資信託が真似ている指数に関するニュースを見るだけでいいので、詳しいお金の知識がなくても比較的難しくなく資産運用が行えますね。


②投資信託を購入する際の手数料などが安い。


インデックスファンドは指数と同じような動きをするように作られる為、投資信託を作る費用や運営する費用が安いです。

投資信託は、資産運用会社と言われる会社で作られているよ。


通常の投資信託を作る場合、どんな投資方針で運営するのか、誰に投資先の選定をお願いするのか、投資先はどう選ぶかなど、いろいろ検討する必要があります。

投資先を選ぶ際も優秀な人に頼まないといけないので、その人に支払うお給料だって高いもの。

またもし運用を任せた人が、かなり研究家で、研究にお金がかかる場合、研究費みたいな費用も必要になる。

投資信託を作ろうとすると、かなりの高額な費用がかかります。

そしてその費用はどこから捻出するかというと、投資信託を購入する私達(一般人・投資家)からもらう手数料です。

手数料を高くして、投資信託運営費用に充てないといけません。

よってインデックスファンドではない投資信託を購入する際、購入手数料がかかったり、投資信託を保有するだけで、維持費用を支払う必要があるのですね。

投資先を選定したり、投資信託全般を運営していく人をファンドマネージャーと呼ぶよ。


一方インデックスファンドは、投資信託全体を仕切るような優秀なファンドマネージャーは必要ありません。

なぜなら、インデックスファンドはこの世にすでにある指数を真似して作るだけだから。

どの指数を真似するか決めたら、その指数の仕組み通りに投資信託を作って、あとは指数に真似するように投資信託を運営すればいいだけ。

わざわざ投資先を決めてもらファンドマネージャーも不要なので、人件費や運用費用などが安くなるのです。

よってインデックスファンドを購入する際も、私達一般人(投資家)は安い手数料で投資信託を買えるのですね。

インデックスファンドは購入する際も維持する際も費用が安い。

低コストで投資が出来ると覚えておきましょう。


③指数通りに動く為、自分で投資先をわざわざ選ぶ必要がない。


インデックスファンドは指数を真似している為、わざわざ自分で投資先を選ぶ必要がありません。

どんな指数に連動するインデックスファンドにするかを選ぶだけでいいので、そこまで投資知識がなくても資産運用が出来ます。

例えば、日本株全体に投資する投資信託が欲しいと思ったら、日経平均株価(指数)に連動する投資信託を買えばいいの!


投資先を自分先で選ばなくていいのは投資初心者にとってメリットですね。

④資金が少なくても様々な投資先へ投資出来る


投資初心者が投資をする際、投資先をいくつかに分散して投資すべきと言われていますが、インデックスファンドを購入することで分散投資が可能になります。

例えば日経平均株価に連動する投資信託を購入するということは日経平均株価全体に投資をしていることにもなりますよね。

よって日経平均株価を指数とするインデックスファンドを購入するだけで、日経平均株価を構成している日本の優秀な企業全体に対して投資したことにもなることもなるのです。

資金が少なくても、インデックスファンドを購入することで、指数を構成する企業全体に投資が出来ると言うことも大きなメリットの一つです。


インデックスファンドのデメリット


一方で、今度はインデックスファンドのデメリットを見ていきましょう。

①インデックス(指数)以上のリターンは狙えない。


インデックスファンドの大きなデメリットはこれくらいかな!


①インデックス(指数)以上のリターンは狙えない。


インデックスファンドのデメリットは真似ている指数以上には値上がりしないことです。

株価変動も指数に連動した結果になるから指数以上の利益は狙えません。

指数が上がればインデックスファンドも上がるし、指数が下がればインデックスファンドも下がる。

これがデメリットと言えばデメリットになります。




まとめ


インデックスファンドは投資初心者が挑戦しやすい投資信託であり、手数料をかけずに投資をしたい人や投資先を個別に選べない人に適した投資信託です。

インデックスファンドに投資をしたいと思ったら、投資信託の名前の一部に「インデックス」という言葉が入っているケースが多いので、しっかり検索してみましょう。

今日は知っているようで意外と知らないインデックスファンドについてまとめました。

ずっと使える知識なので、余裕があれば、インデックスという言葉を覚えてしまうもいいです。

投資信託を始めている方は、自分がどんな投資信託を持っているのか、インデックスファンドなのか確認してみてくださいね。

以上、今日は「低コストで市場に参加できる!投資初心者におススメのインデックスファンド」について簡単解説しました。




  • この記事を書いた人

さゆうり

外資金融出身OL。外資金融勤務中に副業を始める。現在は金融機関に勤めつつ、投資家、投資ブロガーとして活動中!自身の経験を活かし、外資金融OL経験者が「資産運用・副業・収入アップ」について分かりやすくシェアします。

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