投資を始めようと思うのだけど、資産運用ってどんな種類があるの?投資初心者におススメの資産運用ってどれ?
「資産運用」にはいろんな選択肢があるよ。資産運用の種類と投資初心者におススメな資産運用を簡単に説明するね!
資産運用と一言で言っても、いろいろな種類があります。
「預金だけじゃお金は増えなさそうだし、資産運用を始めよう!」と思っている方は、ちょっとストップ!!
資産運用を始める前に、どんな資産運用があるのか、資産運用の種類と特徴を簡単に知っておきましょう。
お金の知識がないと、分かりにくい点も多いと思います。
でもそんなの全然OK!
「そんな資産運用がのあるのね~」くらいの感じに捉えてください。
この記事はこんな人にオススメ
- 投資を始めたいけれど、どんな資産運用の種類があるのか知らない人
- 自分の投資に対する考え方と資産総額に見合った資産運用をしたい人
- お金の知識を増やしたい人
目次
知っておきたい!資産運用の種類!
資産運用には、預金や債券投資、株式投資など、様々な方法があります。
また、少額から始められる投資から、かなりの大金を必要とする資産運用もあります。
まずは資産運用の種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。
預金(定期預金含む)
誰でも一度は聞いたことがあるであろう「預金(定期預金)」も資産運用の1つです。
銀行預金は、銀行口座にお金を入れておくだけで、金利がもらえる仕組みになっています。
多くの方が銀行口座を持っていると思いますが、預金金利ははとても低いですよね。
ほとんどの銀行の金利は、0.001%程度であり、多くても0.002%程度。
よって、長期的に自分のお金を銀行口座に預けておいても、ほとんど利息は増えません。
利息もつかず、ただ資金を置いておく貯金箱的な存在になっている感じかな。
私は元銀行員ですが、自分の資産を安全に置いておく置き場所として利用しています!
投資信託
ここ最近よく聞くようになった「投資信託」!
投資初心者でも、一度くらいは、この言葉を聞いたことがあるよね?
投資信託とは以下のような投資商品です。
投資信託とは
①投資をしたい人達からお金を集めて、それを一つの大きなお金のまとまりにする。
②大きくまとめた資金をお金のプロがいろいろなモノに投資をする。
③投資で得た利益や損失をお金を出し合った人たちで分け合う。
STEP②では株や債券、不動産やエネルギ-関連、そして新興国の株や債券まで、様々なモノに投資をするものがあります。
どんな投資先に投資をしているかによって、それぞれの投資信託のリターンとリスクの度合いが変わります。
私達は、どの投資先に投資をしたいかによって、投資信託を選択する感じになりますね。
また投資信託はみんなでお金を出し合って投資をする為、少額から投資に参加できるのが魅力の1つ!
投資先を選べる為、利益とリスクが高い投資をするのか、それとも安定的な投資をするのか、自分の考えに沿って、投資商品を選べるのもいいところ。
100円からでも投資できる投資信託もあるので、なるべく少額から始めたい人にもおすすめです。
株式投資
「株」と言う言葉も、誰もが一度は聞いたことがあると思います。
株(株式)とは、企業が事業に必要な資金を調達するために、発行しているものです。
株を買うことで、株を保有するということになり、その企業の出資者となります。
会社のオーナーの1人になることになりますね。
「株価が上がる」とか、「株が下がる」とか、こういった言葉を耳にしたことがあるかと思います。
株価がよく上がり、よく下がります。
世の中の景気動向によって、変動したり、企業の業績によって左右されたり。
いろんな影響を受けて、よく変動するので、投資初心者の方にとって、ハードルが少し高いかもしれません。
今日は「株とは企業が発行するもの!よく動くもの!」くらいに意識しておけばいいです。
後々詳しく学んでいきましょう。
今は少額の予算で株式投資が出来る仕組みもあるので、後々株式投資についてもまとめていくね!
債券
「債券」という言葉は、あまり馴染みがないかもしれませんが、これも資産運用の種類です。
債券は、国や地方公共団体、企業などが、投資家からお金を借りるために発行する有価証券です。
簡単に言うと、投資家がその債券の発行体にお金を貸しているということですね。
お金の貸し借りをする際、お金を借りた人が貸してくれた人に、借りた証拠として「借用証書=(借金証)」を渡します。
債券も同じように、お金を借りた団体は、お金を貸してくれた投資家に、お金を借りたという証拠として「債券を発行する」イメージです。
債券は、あらかじめお金を返す期限日が決められています。
その期限のことを満期といい、満期になると、借りたお金は全額返さなければなりません。
また、お金を借りている間は、お金を返すまでに、あらかじめ約束した利子を支払います。
「債券(借金証」を発行している発行体が破産をしたり、倒産したりしない限りは、お金を貸している間利子がもらえ、貸したお金も返ってきます。
よって資産運用の種類の中では「そこそこ安心」とされています。
投資初心者にもオススメ出来る資産運用ではありますが、債券を買う値段が安くはない為、投資を始めた時にお金がかかります。
そういった点で、投資額が少なめな投資初心者には向かない投資かもしれません。
不動産投資
不動産投資は、不動産の賃貸物件(アパート、マンション、戸建)を購入して、運用をします。
購入した不動産を、人に貸してお金を得るイメージですね。
ここ最近「会社員でもアパート経営」とか「少額から出来る不動産投資」などということも聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
不動産投資は、投資先が物件なので、もちろん多額の資金が必要になります。
またはそれだけのローンをを組んで、不動産投資をすることも可能です。
しかし借り手がつく物件を探す必要があったり、ローンを組む手間だったり、投資初心者がいきなり投資をするには、難しいかもしれません。
今日は「不動産投資というものがあるのね。自分で物件を借りて、それを人に貸して、お金をえるのね」くらいに、覚えておきましょう。
外貨投資・FX
外貨投資とは、その名の通り、外国の通貨を運用することです。
みなさん、海外旅行へ行く時を思い出してください。
空港や銀行で、日本のお金を海外のお金に両替しますよね?
その際に「為替レート」で計算して、両替が出来ますね。
銀行の表示には「1ドル=100円」みたいな表示がしてあることと思います。
例えば1,000円持っていくと、「1,000円÷100円=10ドル」に変えてくれますね。
この為替レートを利用して、両替しながら、利益をだすことを外貨運用と言います。
投資初心者にオススメする資産運用は?
ではこれまでのことを参考にして、投資初心者やお金の話が苦手な方に、おススメの資産運用をまとめます。
各投資商品の特徴と、オススメ度を書いていきます。
投資商品各々のおススメ度をチェック
簡単に各投資商品のおススメ度を紹介します。
①預金・定期預金・・・おススメ度★★
預金は言わずもがな、利息は増えません。
よって投資としては、あまり期待できませんね。
よって投資としては、あまり期待できませんね。
ただどうしてもお金を減らしたくない人、もうすでにお金が有り余っている人は、預金にしておくだけで、いいかと思います。
投資をしたい方は、資産を置いておく場所として利用するといいですね。
②投資信託預金・・・おススメ度★★★★
投資信託は少額から投資が出来、そこまで仕組みも難しくない為、投資初心者の方にもおススメです。
どんな投資先に投資をするかによって、ハイリターンを狙えたり、リスクを最小限に抑えることも出来ます。
投資初心者にもオススメ出来る資産運用です。
③株・・・おススメ度★★
株は、景気や経済情勢の影響を受け、かなり変動することもあります。
また株を購入するとなると、大きな金額を投資する必要があることもあります。
よって投資初心者にとっては、少しハードルが高いかもしれません。
ただ今は、少額でも株式を購入できる仕組みもある為、しっかりお金の知識を得て、投資でお金を増やすぞ~と意識が高い方は、取引してみるのもいいですね。
④債券・・・おススメ度★★★
債権を発行する発行体が安心できるなら、比較的、安定した資産運用が期待できます。
ただ債券は購入時に、お金が高いこともあるので、資産の余裕がある投資初心者にはオススメの投資です。
今は、あまり債券自体の金利もそんなに高くなく、良い債券を見つけるのが難しいこともあります。
またあまりに債券金利が高い場合、発行体の信用度が低く、倒産などのリスクも高まりますので、その点は注意していきましょう。
⑤不動産投資・・・おススメ度★★★
資金も必要ですし、物件を見る目も必要です。
個人的には、なかなか投資初心者が取り組むには難しいのではないかと思います。
資産がなくても、ローンを組んで、不動産投資に取り組みことは出来ますが、かなり確実性がないと、ローン返済も出来なくなります。
投資が初めてなのに、そこまでリスクを抱える必要もないような気もしますので、よほど興味がある人は頑張って投資をしてください。
⑥外貨運用・FX・・・おススメ度★★★★
なぜかというと、今後海外が成長した時に、その国の資産を持っておくことで、通貨価値も上がるかもしれません。
また通貨を日本円だけでなく、外国通貨でも持っておくことで、日本に何かあった時にも、リスクを分散出来ます。
仕組みも難しくないので、おススメです。
ただ海外株や債券等に関連する投資信託を、保有しているに投資をしている場合は、海外の通貨にも投資していることになりますので、別途外貨運用をしなくてもいいかもしれません。
またここ最近、FXが話題になっていますが、FXは相場が読めないと、なかなか資産が増えません。
少しお金の知識を得たくらいでは、利益を出すのが難しいので、投資初心者は、最初から挑戦しなくていいと思います。
まとめ
総合的に見て、投資初心者にオススメ出来るのは『投資信託』です。
少額から始められますし、投資先を選べますし、どれだけ利益を偉うのか、どれだけリスクを減らすのかも、自分で投資先を選べます。
そこまで投資信託の仕組みも難しくありません。
毎月一定額をおなじ投資信託に積み立てながら運用していく、「積立投資」をすれば、ほっておいても、資産が増えることもあります。
個人的には『投資信託』が一番おススメですね。
株や債券、不動産投資もやっていけない訳ではなくて、ただ投資初心者の場合は、最初から挑戦しなくてもいいのかな~と思います。
ガッツリ投資を最初からガツガツしたい人は、ぜひお金の知識をつけた上で、挑戦してみてくださいね。
今日は大まかに説明しましたが、少しずつこれから、投資信託を始め、投資について解説していきます。
可能な限り難しい金融用語は使わずに、分かりやすく書いていきたいと思います。
一緒に投資を楽しく学び、お金をどんどん増やしていきましょう。
今日は「投資種類と投資初心者にオススメの資産運用」についてまとめました。